薬剤師資格を活かせる職場は大きく分けると4つです。それぞれに特徴があるので、職場を選ぶ際には自分の目指すキャリアやライフスタイルに合った勤務先を選ぶことが大切だと思います。仕事をするうえでは待遇や職務内容ももちろん大切ですが、いかに楽しく働けてやりがいを感じることが出来るかという点も重要な要素となるはずです。では、薬剤師の主な勤務先を紹介します。
医師や看護師のイメージが強い病院ですが、もちろん薬剤師も活躍しています。病棟を持つ病院に薬剤師の存在は必須であり、外来業務、病棟業務などは調剤の仕事が多くなります。患者さん以外にもさまざまな科の医師・看護師など立場の違う多くの人々と接するため、学ぶことが多い反面、人間関係に悩む薬剤師は少なくないようです。
別名・保険薬局とも呼ばれています。病院や診療所から独立し、医師の処方箋をもとにして医薬品を取り扱うことが業務の中心になります。近年、この調剤薬局の利用率が増加しており、薬剤師を求める地方の保険薬局も多いようです。場所や近隣の病院規模によって取り扱い科目が違うため、小さな調剤薬局の場合、仕事の幅が広がりづらいといった声もあります。
大手のドラックストアの増加で、薬剤師の力を求めるドラックストアは非常に多くなっています。一般医薬品を扱うために1店舗に一人の薬剤師の配置が義務づけられていることが背景にあります。店長クラスになると他の環境の薬剤師よりは収入が多いといったメリットがありますが、売上等に配慮する必要があり、また職場によっては勤務時間が不規則な場合があります。
日本には1000以上の製薬会社が存在します。例えば、新薬を開発する研究職の場合、医療系医薬品と一般医薬品、ジェネリック医薬品と3種類に分かれますが、製薬会社に入社してすぐ研究に携われる可能性は、よほどの経験とスキルがない限り、ほとんどないと言ってもいいでしょう。まずは営業職として入社するケースが多く、この場合はあまり資格を活かせないかもしれません。